巷でよくある「炭水化物オフ」「糖質オフ」「糖類ゼロ」などなど、これらの違いを正しく知っている方はどれくらいいらっしゃいますか？

今回の記事では、炭水化物・糖質・糖類の違いを徹底解説し、スーパーやコンビニに並ぶ商品の選択で迷わないようになるための内容を盛り込んでいます☝

この記事を通して炭水化物・糖質・糖類の正しい知識を習得していきましょう！

■炭水化物とは

炭水化物とは糖質+食物繊維の総称のことを指します☝

ダイエットでおなじみの糖質制限ダイエットですが、炭水化物ダイエットではない理由はココにあります☝

詳しくご紹介しますと、炭水化物ダイエットだと糖質はもちろんのことお野菜などに多く含まれる食物繊維の摂取にも制限が掛けられてしまうことになります。食物繊維はダイエット期間中に積極的に摂取していきたい栄養素ですので、基本的には制限の対象としてはいけません！

糖質制限ダイエットという言葉には「糖質の摂取には制限を設けるけれど、食物繊維は積極的に食べてね」という意味が込められているのです☝

※ダイエットによく出てくる言葉の「制限」ですが、正確な言葉の意味は“許せる限界を決めること”という意味が込められています☝ただ単に糖質制限と聞いて、「あぁ、あのご飯食べたらダメなやつね～」とお考えの方（もしくは近しい方）がいらっしゃったら是非教えてあげてください^^

■糖質とは

糖質とは、炭水化物から食物繊維を引いた残りの栄養素のことを指します☝

［炭水化物］と［糖質］がややこしい理由は、スーパーやコンビニに並んでいる商品ですら表記が曖昧だからです☝

例えばこのような表示。。。

【炭水化物】と書かれているだけでどれくらいの［糖質］と、どれくらいの［食物繊維］が含まれているのかが分かりません。

この場合に可能な限り正確な栄養素をはじき出す方法は存在せず、その商品に含まれている栄養素（次の画像のもの）が何から表記されているのかで判断するしかありません。

↑の場合ですと、原材料名のはじめが“小麦粉”であることから、「バニラクッキー1枚当たりの炭水化物（11.2g）のうち50~80%（5.6~8.96g）がおおよその糖質量である」という見方ができます☝

そうなんです。。。非常にヤ・ヤ・コ・シ・イ。。。

だからこそ、減量期間中は特に複合的な調理（和える・揚げるなど）は控えて、栄養素がシンプルでわかりやすい調理（焼く・蒸す・茹でる）を選ぶと選択するストレスが緩和できます☝

■糖類とは

糖類とは、糖質から多糖類・糖アルコールを省いたもののことを指します☝

糖アルコールとは、消化吸収されにくいことが特徴的な糖質の仲間のことを指します。主にキシリトール・エリスリトール・ソルビトールなどがあります☝

多糖類とは、主に食べ物の食感改良などに使われる特徴を持つ糖質の仲間のことを指し、デンプン・オリゴ糖・デキストリン（サプリメントなどに含まれる）などがあります☝

これらを省いたものが糖類というグループに分けられるのです☝

ここで肝心なことは、「糖類ゼロ！！（もしくはオフ！！）」と表示されていても「糖質が入っていないとは言ってない！！」というところです☝

ここは完全に騙されてしまいます。。。

最近だとお酒に多いですよね💦

大切な事は、正しい知識を身につけることなのです。

■炭水化物・糖質・糖類「ゼロ」や「オフ」の意味

炭水化物・糖質・糖類それぞれに必ず書かれている「ゼロ」や「オフ」の意味は本当のゼロではありません！

食品100g当たり（100ml当たり）の含有量が0.5g未満だと「0（ゼロ）」と表示ができるようになっています☝

「たかが0.5gだから大丈夫でしょ」とお考えの方は要注意！！

お酒が大好きな人で500㎖の缶酎ハイ5本飲んだとして量にして2500㎖‼

糖質量はなんと12.5g（ちなみにカロリーは約1500㎉💦）となり、糖質の量だけでご紹介するとロールパン1個分（カロリーだと超ペヤング1.5個分💦）の破壊力があります☝

「ゼロだから大丈夫」

「オフだからいつもより多めに飲んで大丈夫」

そうお考えの方は、知らず知らずのうちに栄養過多となってしまっているかもしれません。

本日は、【３分で完全理解】炭水化物・糖質・糖類の違いを徹底解説についてご紹介させていただきました。

食品メーカーは、商品を販売して社会貢献しており、間違った表記はしていません。

しかし、私達個人個人が正しい知識を持たずに商品を購入していると、思わぬ落とし穴にはまることがあります。

大切な事は正しい知識を身につけること☝

それさえわかれば、この世にあるすべての食べのは怖くありません^^

体の栄養と、心の栄養をきちんと分けて取り入れていけるようにしていきましょう！

それではまたッ👋

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