ダイエットをいつまで続けるのか問題について真剣に考えてみた
その他皆様、こんばんは!
京都・烏丸御池のパーソナルトレーニングジムLIVIVAL(リバイバル)
パーソナルトレーナーの炭本晃です^^
本日は私、炭本が考えるダイエットのゴール(終着点)について考えを書き出してみようと思います。
現在ダイエットに迷っている方や、ダイエット中の方でいつまで頑張らないといけないのか悩んでいる方に向けて、心が明るくなるような情報をお届けできればと思います。
ダイエットを始めた時の動機が大切な理由
京都・烏丸エリアにてパーソナルジムを始めてから約7年。これまでに約250名ほどの方々と人生が変わるお手伝いをさせていただいて参りました。もちろん、短期間でご一緒することが終了になった方や、長年ご厚意頂いている方まで、さまざまな形でサポートさせていただいており、同じ数のフィットネスライフが存在します。ひとりとして同じボディメイクは存在せず、お一人様お一人様とのストーリーが私のかけがえのない財産となっています。
ご来館いただく方の目標こそひとりとして同じものはないものの、共通するマインドがあると感じるのも事実です。
それは「変わりたい」ということ。この“変わりたい”とは、過去の自分との比較であると考えています。もちろんキッカケは人それぞれ。「ふと鏡に映る自分の姿が嫌になった」「これまで切れていたお召し物が着れなくなった」「友人(知人やご家族・恋人など)から指摘されてしまった」などが最も多いキッカケだと思います。(あくまで私の感覚です)
キッカケを通して「変わりたい」想いが行動となりダイエットがスタートする。という流れは誰しも経験したことがある感覚かと思います。
しかしダイエットとは1日2日で完結するものではなく、最低でも2ヶ月∼1年(現状や目標による)は必要になるもの。これまでの生活習慣による選択の積み重ねが現在の身体であることは変えることができない事実なのです。
【決断】という言葉が存在するように、決めて断ち切ることで過去の自分との別れを告げ、新しい自分へと生まれ変わることが始まります。
上記で挙げた「ふと鏡に映る自分の姿が嫌になった」「これまで切れていたお召し物が着れなくなった」「友人(知人やご家族・恋人など)から指摘されてしまった」などの事例は立派な動機(行動を起こす直接の目的のこと)となり、ダイエットを進めるうえで訪れる挫折を引き留める強い味方となるのです。
なので、ダイエットを始める時には、ただ何となくではなく、ダイエットを始めたキッカケ=動機を持つことがとても大切なのです。
ズバリ!ダイエットはいつまで続けるべきなのか
ダイエットを始めるキッカケである動機(ふと鏡に映る自分の姿が嫌になった/これまで切れていたお召し物が着れなくなった/友人(知人やご家族・恋人など)から指摘されてしまった)が明確になり、ダイエットを始めてから徐々に体が変わっていき、停滞期が訪れた時に必ずやってくる問題があります。それが“今の生活(ダイエットライフ)をいつまで続けるの?”問題です。
「ダイエット」という言葉は、古英語の “diæt” やラテン語の “diaeta”、さらにはギリシャ語の “δίαιτα”(diaita)に由来しており、元々は「生活様式」や「日常の食事」といった意味を持っていました。特にギリシャ語では、健康を維持するための適度な生活や食生活を指す言葉でした。ということは、ダイエット(健康を維持するための適度な生活や食生活)は継続し続ける必要があるということができると思います。
しかし、理想の体型を維持するためのダイエットを継続する場合、ひとつだけ大きな落とし穴が存在します。
それは、痩せ続けるための食事(減量食)から抜け出せないことにあると私は考えています。
ダイエットが成功したら、その体型をキープする方法にお食事内容を変更する必要があるということです。
ダイエットには大きく分けて3つのフェーズ(期間分け)が存在します。
- 減量期(体重の減少及び引き締めるフェーズ[目的:今ある筋肉量をできるだけ落とさずに体脂肪のみを減らす])
- 維持期(今ある体型をキープするフェーズ[目的:筋肉量をできるだけ落とさずに、体脂肪を増やさない])
- 筋向上期(筋肉量を増やし、ボリュームのあるボディラインを作るフェーズ[目的:今ある体脂肪をできるだけ増やさずに筋肉量を増やす])
これらのフェーズでは、それぞれ1日の総摂取カロリーに違いがあります。
ここではザックリとご紹介します。
※また近いうちに深掘りした情報をご紹介予定です
- 減量期(男性:約1500㎉/女性:約1200㎉)
- 維持期(男性:約1800㎉/女性:約1500㎉)
- 筋向上期(男性:約2000㎉/女性:約1700㎉)
一度落とすことができた体重に対して、摂取量を増やしていくことは一見心苦しいことの様に感じてしまうかもしれません。ただ、お身体の反応から考えると万年減量期で過ごしてしまうことはあまり健康的であるとは言えないでしょう。
その理由を以下にまとめてみました。
- 代謝の変化: エネルギー摂取の制限により基礎代謝率が下がり、体重が減りにくく、リバウンドしやすくなる可能性があります 。
- ホルモンバランスの乱れ: 食欲を抑えるレプチンの減少と、空腹感を引き起こすグレリンの増加が起こります。
- 髪の薄毛: 栄養不足が原因で髪が薄くなることがあります。
- 免疫機能の低下: 正しい減量食ができていない場合、栄養不足が免疫力を低下させ、病気にかかりやすくなります。
- 消化器系の障害: 厳しすぎる食事制限や断食、過度な食事による過食などが原因で消化器系に不調をきたすことがあります。
- 精神健康への影響: 食べ物に対する強迫観念、ストレス、不安、うつ状態が増加することがあります。
- 骨密度の低下: 間違った減量食が原因で、栄養摂取が減ることで骨密度が低下し、骨折や骨粗しょう症のリスクが増えることがあります。
- 増加する食欲と食べ物に対するコントロールの喪失: 食事の制限により、食欲を増加させるホルモンや神経伝達物質が刺激され、特に炭水化物への渇望が強くなります 。
- ゼロ(0)かヒャク(100)かの思考: 食べ物を「良いか悪いか」、「許されるか許されないか」と二分する考え方になりがちで、極端に制限された食事から過食へと振り幅が大きくなることがあります 。
いかがでしょうか。
上記理由から、減量期は期間を定めて計画的に実践することが重要であることがご理解頂けたと思います。
理想の身体を手に入れ、そして維持するためにはダイエットを継続すること以外に答えはありません。ただし、減量期を終えた後は正しく摂取カロリーを増やし、代謝が下がらないようにする維持期に進む必要があるのです。
ダイエットを通し、食事にストレスをぶつけないことや栄養バランスの整った食事や運動を通してストレス発散ができるような習慣を手に入れることで「変わりたい」から「変わることができた」にシフトすることができ、生涯を通して理想のお身体をキープすることができるのだと考えています。
さいごに
本日は、ダイエットをいつまで続けるのか問題について真剣に考えてみました。
ダイエットは辞めたら元の体型に戻ってしまいます。とはいえ、減量中に食べていたものを生涯継続して食べ続けることは100%お勧めできません。(というよりも、実現できる方はいないはず。。。)
減量食を食べ続けるのではなく、きちんとカロリーを増やし(減量期から維持期へのシフト)栄養が不足しない状態を維持することで初めて理想のお身体を永遠のものにすることができると私は考えています。
まとめますと、ダイエットは生涯を通して終わりがないものであると言えるでしょう。それは、ダイエットとは“健康を維持するための適度な生活や食生活”のことを意味するからです。
だからといってずっと減量食を続けたら良いということではなく、キチンと摂取カロリーを増やし、代謝を下げないことがとても大切です。
もちろん、甘いものや揚げ物も維持期では適度に楽しむことは忘れてはいけません^^
今回のブログはダイエットの名言で締めくくります。
美しさは、自分自身であることを決めた瞬間から始まる。 – ココ・シャネル
それではまたッ👋
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