ダイエットのときにタンパク質を摂るべき理由３選

2023.1.31 食事

こんにちは！

京都の烏丸御池にあるパーソナルジムLIVIVAL（リバイバル）の中村です！

いろんなダイエット方法がネットやテレビで取り上げられていますが

「タンパク質はたくさん摂りましょう！」

「ステーキを食べてダイエットを成功させる」

「肉と魚は食べてOK！」

などなど

肉や魚などのタンパク質は食べても大丈夫、むしろしっかり食べて欲しいということがよく言われています。

今回はそんなタンパク質をダイエット時に摂るべき理由について紹介して参ります。

それでは早速参りましょう！

1 ダイエット時にタンパク質を摂るべき理由３選
2 ①リバウンド防止
3 ②肌や髪の健康を保つ
4 ③DITで食べて痩せる
5 まとめ

ダイエット時にタンパク質を摂るべき理由３選

①リバウンド防止

「タンパク質」と言われると何をイメージされますか？

筋トレをしている人が食べているイメージや筋肉を作るイメージが強いと思いますが、大正解です！筋肉を作る時に必要になる栄養素ですが、ダイエットの時は筋肉をなるべく落とさずに減量をサポートしてくれるのもタンパク質なのです。

簡単にダイエットの仕組みについて説明いたしますと、

ダイエットでは、『消費カロリー＞摂取カロリー』の状態を作ることで体脂肪を落としていきます。このときに摂取カロリーを調整する必要がありますが、どんなダイエット方法でも糖質量もしくは脂質量を下げることでカロリー調整をしていきます。

ただこのときに摂取カロリーが下がりすぎたり、タンパク質量が少なすぎると、体の中にあるアミノ酸（筋肉）を分解してエネルギーに変える働きがあります。この筋分解が進むと太りやすい体になることも、、、

このアミノ酸（筋肉）の分解を防ぐために、タンパク質がダイエットの時でも必要になるのです！筋肉を維持して体脂肪を落とすことでリバウンドしにくい体を手に入れることができます。

②肌や髪の健康を保つ

日頃から運動を欠かさず行って、睡眠も十分にとっているのに「肌荒れや髪のパサツキ」が気になることはありませんか？もしかするとそれはタンパク質不足が原因かもしれません。

人間の身体は、毎日、代謝を繰り返していて、皮膚の細胞は常に新しく作られ、古い皮膚はどんどん剥がれ落ちていきます。髪の毛や爪も、同じように新しい細胞がつくられて伸びていきます。

これらの新しい皮膚・頭皮・髪の毛や爪は、タンパク質からつくられます。臓器や皮膚のハリツヤ、弾力に関係するコラーゲンやエラスチンも、髪の毛の主成分であるケラチンも、タンパク質から構成されています。

ダイエットだからといって、タンパク質が不足してしまうと髪のツヤがなくなったり、肌トラブルになることも。美容のお悩みがあるときはお食事を一度見直してみるのも大事ですね。

③DITで食べて痩せる

「DIT」という言葉はご存知でしょうか？

DITとは食事をした後、安静にしていても代謝量が増大することです。

食事を摂ると体内に吸収された栄養素が分解され、その一部が体熱となって消費されます。このため食事をした後は、安静にしていても代謝量が増えます。この代謝の増加を食事誘発性熱産生(DIT: Diet Induced Thermogenesis)といいます。

このDITでどの程度エネルギーを消費するかは栄養素の種類によって違います。タンパク質は摂取エネルギーの約30%、糖質は約6%、脂質は約4%がエネルギーとして消費されます。例えばタンパク質の多いお肉を100kcal食べた場合、DITとして摂取カロリーの30%つまり30kcalのカロリー消費が期待できます。

つまり食べることで熱量が上がり、その結果食べた分の30%を消費しているということです。食べて痩せるを実現できる夢の栄養素がタンパク質なのです。

注意点としてはあまり噛まずに食べたり、流動食になるとDITの効果が薄くなってしまうので気をつけましょう。