空腹の原因

空腹の原因はとてもシンプルで、それは「ダイエットをしている」からです。なんて当たり前なことを！と言われるかもしれませんが、ダイエット中は食べる量（総摂取カロリー）を抑えて運動量（総消費カロリー）を増やすことで体が絞れてきます。ダイエット中に「お腹が減る＝減量が進んでいる」ということなのです！

ただそんなことを言われても空腹に勝てずに食べてしまって、ダイエットがなかなか進まないという方もおられると思います。そんな方に今回は空腹を紛らわす対処法を５つ紹介していきたいと思います！

空腹の対処法５選

1 過度なアンダーカロリーを防ぐ
2 睡眠を十分にとる
3 ゆっくり食べる
4 軽い運動をする
5 歯磨きをする

過度なアンダーカロリーを防ぐ

ダイエットだからと言って、食べなさすぎたり、間違ったダイエット方法をすることはとても危険です！過度なアンダーカロリーになってしまい空腹感が増してしまいます。また栄養素のバランスも悪く、少量の食べ物しか体にないので代謝が下がってしまいダイエットに逆効果です。

ダイエット中の空腹を抑えるためにも、基本的には３食バランスよく食べることを心がけましょう！また、お肉やお魚、大豆製品などのタンパク質を毎食意識して食べることはことはもちろん、栄養価の高い野菜や玄米などの穀物もしっかり取り入れていきましょう。空腹を防ぎながらダイエットを成功させるためにも、腹八分目で抑えることも重要ですね！

睡眠を十分にとる

睡眠不足でお腹が空いたと感じることは、科学的に証明されています。睡眠不足のストレスを感じると胃から「グレリン」という食欲増進ホルモンが分泌されるのです。睡眠不足によって大きなストレスがかかっていると判断すると、胃は血液中にグレリンを分泌して脳に作用し、食欲を刺激した結果、空腹感が生まれます。

このグレリンの分泌を防ぐ方法は、睡眠を十分にとることです。６時間以上の睡眠時間を確保して、寝る前のカフェインや運動はなるべく控えていきましょう。質の高い睡眠を得ることで、食欲を抑えることができますよ！

ゆっくり食べる

「あなたは食事にかける時間を計ったことはありますか？」

前述したように、人間の体には食欲を増進させるグレリンというホルモンがあります。また食欲を抑制するレプチンという奇跡のホルモンも存在するのです。このレプチンを分泌させるポイントは「食事にかける時間」です。

レプチンがより多く分泌されるのは、食後20分が経過してからだと言われています。20分より早く食べていると、充分なレプチンが分泌されず、満腹を感じるまで空腹が続くため、食べ過ぎに繋がります。ダイエット中はゆっくりよく噛んで食べる方がよいと言われるのは、このレプチンの作用によるためです。

20分以上かけて、ゆっくり食事をすれば、満腹中枢が働き出し食べ過ぎ防止を助けてくれるのです。