筋トレは最強の解決策！？運動と血圧について！

2021.11.20 トレーニング

こんにちは！

烏丸御池にあるパーソナルジムLIVIVALの中村です！！

「健康診断や人間ドックなどで血圧を測定したら基準値より高かった。。。」

「昔は血圧なんか気にしたことなかったのに！」

こんな経験はありませんか？？

今回は高血圧のケアと予防を運動の面から解説していきたいと思います！

それでは早速参りましょう！

1 高血圧の原因
2
3
4 血圧を下げるためには
- 4.1 ■運動は血圧を下げる効果がある
- 4.2 ■筋トレを行うと降圧物質の分泌が増加する
5 まとめ

高血圧の原因

原因としては食事、遺伝、精神面、気温などさまざまな要因が考えられます。

その中でも下記の習慣をなくしていくことがとても重要です！！

タバコ
ストレス
睡眠不足
運動不足
食べ過ぎによる肥満
アルコールの飲みすぎ
塩分を普段から過剰に摂取

血圧を下げるためには

ずばり【有酸素運動】と【筋トレ】を組み合わせて行うことが最大の解決策だと考えております！高血圧に対するアプローチ方法はいろいろありますが、その中でも今回は運動にフォーカスを当ててご紹介していきます！

■運動は血圧を下げる効果がある

高血圧のケアや予防に、習慣的な運動や身体活動の増加が有効であることは、世界中の研究機関から発表され、明らかにされています。日本高血圧学会の「高血圧治療ガイドライン2019」でも、降圧治療において降圧薬と生活習慣の修正が挙げられ、生活習慣の修正の中に「運動・身体活動の増加」が入っています。

運動は降圧薬並みに血圧を下げる、という研究結果も報告されています。英国ロンドン大学の研究者らは運動と降圧薬、それぞれのこれまでの研究結果を分析したところ、運動に降圧薬と同程度の効果が見出されました。

この研究では、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動とダンベルを持ち上げるなどの筋力トレーニング、それぞれ、または組み合わせて検証しました。その結果、それぞれ行うよりも、有酸素運動と筋力トレーニングの組み合わせが血圧の低下に効果的であることもわかりました。

■筋トレを行うと降圧物質の分泌が増加する

筋トレを行うことによって降圧物質の分泌が増加することが挙げられています。降圧物質は血管を拡張し、尿の出を良くすることで水分と塩分を体の外に出して血圧を下げるとされています。

健康飲料に含まれることで知られるタウリンも降圧物質の１つで、体内でも合成されています。運動によって分泌が増加し、血圧が上昇するのを防ぎ正常化します。さらに、血中の総コレステロール量や中性脂肪を減らす働きもあり、生活習慣病予防に役立ちます！

また、筋肉を動かすことで血管の内皮細胞からNO（一酸化炭素）が分泌されることもわかっています。NOは筋肉を硬直させて一度血流を悪くしてから一気にゆるめることで、分泌量が増えることが報告されています。有酸素運動でも分泌が増加されますが、筋肉に負荷をかける筋トレのほうがより効果的にNOの分泌を促します！