筋トレで気持ちが悪くなるあなたへ！原因と対処法！
その他皆さま、こんにちは！！
京都の烏丸御池にあるパーソナルトレーニングジムLIVIVAL（リバイバル）
パーソナルトレーナーの炭本晃です！
トレーニングをしていると急に吐き気がしたり、体調が悪くなった経験はありませんか？
今回はトレーニングでの体調不良の【原因と対処法】について解説していきます！
それでは早速参りましょう！！
原因
運動後低血圧
トレーニング中やトレーニング後に気分が悪くなるのは「運動後低血圧」という症状が原因です。トレーニングによって筋肉に刺激を与えると、本来なら脳や内臓に回されるはずの血液が筋肉にいってしまうことで、脳や内臓への血流量が減り酸欠状態になります。
運動後低血圧について詳しく説明すると、
運動すると心拍数が増えて、多くの血液を筋肉に送るために血管が拡張する
↓
運動をやめると心拍数は減少する
↓
運動をやめても血管はしばらく拡張したままになる
↓
血圧が急激に下がる
↓
脳への血流量が減り、酸欠状態になる
↓
気分が悪くなる、吐き気がする、めまい
トレーニングをやり始めた方は、筋トレの負荷に慣れていなかったり、正しい呼吸法が行えていないことが原因で酸欠になりやすい傾向があります。では、筋トレを習慣的にしているトレーナーは気持ちが悪くならないかというと、そうではありません。(笑) 高負荷のトレーニングやインターバルの時間が短くなると、酸欠状態になることもあります。トレーニング歴が長くなっても、自分の体の状態を把握しておくことはとても重要ですね！
対処法
１．トレーニング中も呼吸をする
トレーニングをしていると、体に力が入って息を止めて動作を行う方がいらっしゃいます。腹圧をかけることで瞬発的な動きには効果がありますが、長時間続けてしまうと酸欠の原因になります。トレーニング中も呼吸を続けるのがポイントです！
ずばり【力を入れるときに息を吐き、戻すときに息を吸う】です！！！
例えばスクワットの動作だと、立った状態から脚を曲げてしゃがむときに息を吸って、下から立ち上がるときに息を吐くのが正しい呼吸法です。
２．水分を十分にとる
体内の水分がなくなると血液の循環が悪くなり、脱水症状になります。脱水状態になると脳への血流量が減り、吐き気だけではなく、めまいや体調不良の原因になります。トレーニング中は汗をかく分、積極的に水を飲んで脱水症状にならないように意識していきましょう！
余談ですが、1日の水分補給目安は男性で３L、女性で２Lがオススメです！
お水についての詳しい情報はコチラをチェックしてみてください！
３．食事のタイミングと量
トレーニング前後のお腹の状態は、空腹・満腹のどちらもよくありません。特にトレーニング前に満腹状態になると、消化不良を起こして気分が悪くなる原因になります。理由としては内臓にいくべき血液が行き渡らなくなり、胃に負担がかかるからです。逆に胃が空っぽにならない程度に食べておくと、吐き気を感じずにトレーニングができます。
トレーニング前は、素早く筋肉のエネルギーとなってくれる糖質（トレーニング30分前→バナナなどのフルーツ、トレーニング1時間～2時間前→米や麺類など）がオススメです！トレーニング後は、筋肉の栄養になるタンパク質と糖質をしっかり摂ることを心掛けましょう！
まとめ
今回は運動後低血圧の原因や対処法について解説させていただきました！
トレーニングを快適に行うために、トレーニング中もしっかり呼吸をして、水分補給を忘れず、トレーニング前後の食事にも気を付けていきましょう！
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